TSIEはコロナ禍以降、子ども達の安全安心を最優先して国際交流活動を4年間休止してきました。その結果、各種団体活動への保護者の参加が無くなり市内9小学校の国際交流事業委員会は全て消滅解散しました。併せて 先生方のゆとりある生活を重視した「働き方改革」の影響から課外活動のあり方が180度変わりました。
TSIEはこうした学校内の状況を十分把握し地域に開かれた学校に向けてこれまでの活動内容を見直し、新しい指針として学校内での国際交流を地域とコラボレーションした交流に切り替えて昨年暮れマレーシアのSKS6小学校の受入事業を行いました。加えてマレーシアから4月4日(土)にセランゴール州シャーアラム市の国王陛下ご夫妻が常滑市をご訪問されました。市長表敬訪問では今後の両市の焼き物を中心とした交流や小中学校の教育分野における交流に向けて意義のある意見交換がなされたと思います。Malaysiaセランゴール州のシャーアラム市にはTSIEの支部もあり小学校の国際交流は1997年から始まり、昨年のSKSE6小学校で30回目の交流となります。
又、TSIEは2026年度から新しく事務局長に山本恭平さんを、マレーシア支部は役員全員を一新し 支部長はカマルディン・ビン・カムサさんからノルカイザーさんに交代し活動を開始します。その皮切りとして今年の暮れにシャーアラム市の中学校の受入を予定しております。この受入事業は常滑ライオンズクラブ結成70周年記念事業としてTSIEが協力する形で実施します。更に来年の夏休みにはシャーアラム市の中学校に常滑市の選抜中学生を派遣する予定です。
TSIEは昨年 創立30周年となり 記念誌発行の準備をしております。只、記念式典につきましてはコロナ禍以降、前述の通り各学校の委員会が全て無くなった影響で開催が危ぶまれ、今後のTSIE活動にも負の影響が及ぶのではと危惧しています。「働き方改革」により学校における課外活動のあり方や継続が社会問題となってきた今だからこそ、学校やご父兄の皆様との意見交換が必要だと思われます。先日、4月28日のNHKTVの夕方の情報番組で尾張旭市の中学校の部活動の7割が無くなるといったニュースを取り上げていました。私たちも学校内での課外活動について検討する必要があると思います。課外活動とは何かを真摯に問い単に学校内だけでなく地域に出向き地域ぐるみで街づくりに参画できるような国際交流を目指して行きたいと思います。皆様方には今後もTSIE活動により一層のご理解、ご協力をお願いします。
会長 福田泰造 2026年5月28日
